志摩尾鷲熊野でアジ アオリ シーバスを追いかけて

三重県伊勢志摩尾鷲熊野を中心にアジングエギングシーバスヒラスズキ青物ハタショアマダイ果てはサツキマスまで釣りとハンドメイドルアー製作ブログです。

マハタ、キジハタ尾鷲、熊野地磯釣行

一難去ってまた一難。

豪雨に猛暑、台風の列島横断が一段落したかと思えば再びの猛暑で沖にはまた台風ですよ。
ここの所毎年のように夏になれば異常気象異常気象と囁かれていますが本当に今年は更に輪をかけてたような異常気象具合いですね。

まだ予報円が大きく確実な進路の予想がついてないですが恐らく来週末には東日本から東海に上陸する模様。
正直外に出るのも億劫のなる程の猛暑ですが来週予定していた釣行はオジャンになる可能性が高いので短時間ながら時間を作り尾鷲、熊野方面へハタ狙いに行ってきました。

出来ればマハタかクエ、せめてこのサイズを越えるキジハタが釣りたい!

キジハタ 熊野

今回も短時間釣行と言うことで車から地磯までアクセスが比較的楽で最悪山づたいに小移動出来るエリアを選択。
山道の入り口に到着するとさすがに時期だけあって明らかにハードロックフィッシュ狙いに来ていると行った様子のルアーマンの車が2台程止まっている。

苦労して降りた地磯に先行者がいるとハタ狙いの場合正直釣れる気がしないので他の地磯も考えたが時間も無いので腹を決めて荷造り。

今日は短時間でのハタ狙いオンリーと決めているので装備は少なく9フィートの春イカ用エギングロッドとメタルジグBOXとワームBOXのみ。
これらをライフジャケットに詰め込んで更に登山で愛用しているザックにパッキングしてソフトクーラーと携行食、飲料水も放り込む。
最後に夏山用のソフトシェルを着込みファイブテンのステルスラバーを搭載したテレックスのアプローチシューズを履いて準備完了。

自分の地磯釣行スタイルは一見すると釣人には見えない格好だが今までの地磯釣行での経験上この登山スタイルが一番楽。
やはり足場の悪い山道で両手が空くと言うのは重要で咄嗟の時に転倒を防げるしガレ場や磯を降りる時にしっかりと岩やロープをホールド出来て安心感が違う。

たまにその辺の堤防や池に釣りに行くような格好のルアーマンを見かけますが止めましょう。
地磯だけに限らず海も川もそうですが軽はずみで危険予知が出来ない人間が事故を起こすものなので大袈裟だと思わずに準備はしっかりと整えましょう。
まぁと言っても自然を相手に危険を危険と判断出来る経験や感覚が必要ですが・・・
夏になると都会から出掛けてきて川で溺死とか多いですからね。。

降りる地磯を悩みながら歩く事10分。
最初の地磯との分岐に差し掛かったがどうやら車から一番近いポイントだけあって先行者が入っている様子。
地磯へと続く道にはクモの巣が張ってないし地面の落葉が乱れている。
仕方なく次の地磯への分岐まで歩くがこちらも同様にクモの巣が破られている様子・・・車の台数から言って恐らく二人、もしくは二組だろうからこの先の磯は無人のはずと予想してしたら大当たり。
道中クモの巣が当たるようになり到着した地磯は無人で貸しきり状態。
まぁ時間はかかってしまいましたがよしとしましょう。

カリマーのザック 釣り用ザック

去年の秋に訪れて以来の場所。
前回はアカハタのオンパレードだったが今回はどうか・・とりあえず最初はジグヘッドのスイミングからスタート。

40gのジグヘッドにバルト4インチのブレードチューンを広範囲にキャストしボトムから中層をサーチしていく。
すると開始3投程でフォール中に「ゴッゴッ」と早速の反応!
しっかりとフッキングし根から引き剥がすためにごり巻きするがなかなかの突っ込みを見せて根に張り付かれた。
テンションを緩めしばらく様子を伺っていると案の定動き出して一気に浮かせてご用。


やはり定番のアカハタ。
なかなかのグッドサイズだがスイミングだけにオオモンハタかキジハタが欲しい。

続けて一通りスイミングでアプローチするがそれ以降反応無く今回もこのエリアにはオオモンハタは入っていないと判断しナツメオモリでのテキサスリグへ変更。
狙いをボトムへ変えスイミングで反応しなかったキジハタやマハタを狙う。

沖の潮目と隆起した岩礁小島を中心にしっかりとボトムをとり海底をなめるようにリフトアンドフォールしてくると「ゴッゴッ!」とバイト。
またしてもアカハタか?とフッキングして一気に根から剥がしにかかると今回はすんなり上がってくる。
案の定水面に浮かんできたのは小型のアカハタ。
あきらかにリリースサイズだが良くもまぁ5インチワームを食べてきたものだ。
バスもそうだが本当にハタ類の獰猛さには脱帽する

同じようにリフトアンドフォールを繰り返し丁寧に探りを入れてくるとポツポツと反応があるが上がってくるのは小型のアカハタばかり。
良いサイズのアカハタはおろかキジハタもすでに釣りきられた後なのかと勘ぐってしまう程の釣果。

前回の70か80㎝クラスのクエやマハタと疑わしい魚と再び出会う所かオオモンハタやキジハタにさえ出会う事が出来ずに時間は午前8時。
開始から3時間程の短時間釣行はタイムアップになり終了。

結局この最初に釣ったアカハタが一番大きい魚。

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今回は無理に時間を作り何とか釣ろうとやってきましたが悔しい釣行になりました。
オオモンハタやキジハタは別としてもアカハタは比較的根に着く魚の為地磯と言うキャスト範囲が限られているポイントの場合ある程度の数が釣られると次の魚が入るまで釣果に恵まれない事があるし根魚と言われる魚種は成長の遅い魚ばかりの為小型まで持ち帰ってしまうと一気に魚影が薄くなるから小さいワームは使わずに大きいのばかり狙うようにしていたのだがそれでも小さいのが食ってくるとなると・・

そろそろ尾鷲、熊野以外のエリアでのハタゲームも開拓しなければいけないのかもしれない。
三重には他にもまだまだオオモンハタやマハタ、アカハタが釣れるエリアはあるから問題はアクセスをどうするか。

しばらくGoogleマップとにらめっこです。